キャリア・コンサルティング技能士 試験

平成27年1月31日現在 キャリア・コンサルティング技能士数5714人 

平成26年度後期1級 後期2級の発表が3月19日キャリア・コンサルテイング協議会のHPで発表されました。 これまでの合格者  1級99人 2級 第13回 508人。

 標準レベルキャリアコンサルタント等の有資格者が平成26年3月31日現在で

39851人。キャリアカウンセラーの人数は増えてます。

厚生労働省のキャリアコンサルタント養成計画では平成36年度末に10万人なので、ますます増えていくことでしょう。

  キャリア相談業務をしたい人が、必ずしも、その仕事につけるわけではありません。キャリアコンサルタントがこれからも増えますので、ますます実力がものをいう時代になっていくことでしょう。

 さて、私個人のキャリア・コンサルティング技能士試験に対する感想を記載してみます。

学科試験では1級「詳細な知識」で2級「一般的な知識」が求められます。

2級の一般的な知識であっても、専門的な学びが必要です。キャリアの専門的知識だけでは不足しますので、雇用管理等、メンタルヘルス、等幅広い勉強が必要です。

試験問題はさほど、ひねってあるわけではないので、きちんと覚えていれば解きやすいです。

 

1級の詳細な知識と言われるだけあって、重箱の隅をつつかれる感があります。うろ覚えだと試験で悩んでしまいます。

日常から学科試験と関連しそうな情報はキャッチするアンテナも大事です。

一つずつの問題を拾ってみて、出典などを追いかけていくと、数多くの書物が並びます。出典が不明で簡単に見つけられないものもあります。

書物を片っ端から読みと時間がいくらあっても足りませんし、暗記しきれません。

 

1級学科の合格率 39.00%  1級実技の合格率  8.86% 

2級学科の合格率 58.85%  2級実技の合格率 18.98% 

 

実技試験は1級、2級共に論述試験と面接試験が必要です。それぞれに得点をクリアしないといけない上に、面接試験では、評価区分ごとの所要点がいるので、どこかの区分が足を引っ張ってしまうと、得点は満たしていても受かりません。日常業務で変な癖がついてしまっていると、面接でついつい、出てしまいやすくなります。癖になっているものは自分では気づきにくいので、周りからフィードバックしてもらうと良いでしょう。

面接試験は、2級は受験者がキャリアコンサルタント役で、1級は受験者が事例指導者役になります。役柄の理解も必要です。

詳細はキャリア・コンサルティング技能検定

http://www.career-kentei.org/about/  を見てください。