【blog】1級キャリア・コンサルティング技能士 面接構造

1級キャリア・コンサルティング図柄

<1級キャリア・コンサルティング技能士に求められるもの>

キャリアに関する幅広い知識

キャリア・コンサルティングの行動の基盤となること

社会情勢

SV、グループワークの知識

キャリア教育、普及活動

ネットワーク

自己研鑽活動

上記の実技の二重構造が理解できていて、実践できること

 さて、実技の中でややこしく感じるのは2級であれば一重構造になっているけど、1級は二重構造になっている点です。

また、ロールプレイで事例相談者は標準キャリコンで、キャリアの専門職であり、プロとして活躍している人という想定です。

1級CC技能士になるには、この二重構造がロールプレイを行っている時間および口頭試問の時間、整理できていることが重要と思われます。

ロールプレイでは実際に面接が行われるわけで、2級CC技能士に求められている能力はある前提で,その上に乗る能力を求められます。

つまりは、事例相談者が持参する過去の事例の理解が事例に存在し、相談者とキャリコンの両面で把握します。

さらに、過去の事例だけにとらわれすぎず、かつ、目の前の面接場面だけで全てを評価をすることなく、面接を進めていくことが大切でしょう。

 

  実技試験の合格基準は100点満点中、60点以上の得点であること

①基本的態度

②関係構築力

③問題把握力

④具体的展開力

具体的展開力 2級と異なり、ロールプレイの中でも実施していく必要があります。

具体的展開力では事例相談者が抱えている問題を解決するための指導、企画力が求められます。

まずは、事例相談者の抱えている問題を適切に把握できる必要があります。

また、その問題に対しての企画が立てられる必要があります。

 指導者が保有している情報をむやみやたらに提供してよいというものでもありません。

私はこの二重構造を理解するために、「第三の目」(私はこのように呼ぶ)を養う必要があると思っています。

この第三の目を養うと、自分自身がカウンセリグをしていても、俯瞰できて、日常のカウンセリング能力向上にも役立つものです。