2024年10月5日<技能講習>「面接力向上」がオンラインにて開催されました。講師は、1級キャリアコンサルタント櫨 伸介講師です。
櫨講師の自己紹介からスタートし、続いて受講者の皆さまの自己紹介です。現在の活動(お仕事)状況、本日の参加目的などをお話いただき、受講者の皆さま同士お互の状況などを確認しました。
まずは、講習前半のゴールである、『キャリアコンサルタントとして、自身の面談の傾向に気づき、得意とするアプローチとその根拠となる理論を説明することができるようになる』ことについての講義です。キャリアコンサルタント自身の見立て、キャリアコンサルタントはコンサルティングを実施するにあたり、自身の経験則やその場しのぎの対応ではなく、原理原則、理論に裏付けされた 面談を行う必要があり、そのためには、キャリアコンサルタント自身が自分の面談を客観視できていることが大切であるという内容のお話がありました。
その後、キャリアコンサルティングアプローチについて、感情的アプローチ、認知的アプローチ、行動的アプローチ、特性・因子アプローチ発達的アプローチ 各々の理論家、理論について学習し、面談ケースを各アプローチに沿って分析し、自身の傾向について気づきを得ました。
講習後半のゴールは、『自分の面談を振り返る(言語化する)ことができること』です。ロールプレイ3ケースを実施しました。1回目は、リレーロールプレイを行い、受講者全員が順番に、キャリアコンサルタント役・相談者役・観察者役を経験しました。2回、3回目は、ひとりの相談者役に対してのロールプレイを行いました。キャリアコンサルタント役が代わりながら、進めていきます。キャリアコンサルティングの流れとアプローチ方法の理解、より客観的に自分の面談を振り返ることができました。
最後は、1日のまとめとして、受講者の皆さま全員で感想を発表しました。本講座を通して気づいた自身の強みや弱み、今後のキャリアコンサルタントとしての課題と目標設定について振り返りを行いました。
受講者の皆さま、櫨講師、お疲れ様でした。
筆者:加藤恭子