【開催報告|技能講習】2025年1月11日「大学生支援 自己理解ワーク」

 前半はアイスブレイクで自己紹介を受講者全員で発表共有し講義に入りました。所々のテーマで講師が全ての参加者に意見を求め返答に対し丁寧に解説フィードバックを行いました。ブレイクアウト機能を利用し興味関心のワークを3グループで話し合った後に1グループに集合、全員参加のオークションワークは大盛況で「参加者の属性によって欲しい価値がかわる」「現時点で興味関心のあるものを選択してしまう」等の意見がありました。講師からシート内容を説明し受講生は納得していました。後に「価値観の理解(インタビュー)シート」を使いワークを二人一組で実施しグループで共有しました。

 午後は「能力の理解」に沿い企業人事部の視点で真剣に採用者を選択するという内容のグループワーク。講師からは「企業はチームで目標を目指すため、企業側と学生が考える採用のされ方の視点は異なる」「自分に弱みがあり自分の意見が言えないという学生には、企業は補うことができる人材を求めていることや、学生が弱みと思っていることが強みになることもある」と採用側の視点を伝え、学生がワークで企業人事部の採用視点を知ることは有効だと説明し受講者からは「体験する側になり初めて理解ができた」との感想もありました。グループシェアリングでは、学生時代に取り組みをした時、養成講座で取り組みをした時、本日取り組みをした時の背景の違いや、死を意識する最後の線を引くことの難しさなどの意見が挙がりました。夫々がワークを通して図式化し改めて自己理解を深めることができました。

 受講者からは現業に活かせる内容で実践的だったとの感想を多くいただきました。

 受講生の皆さま、藤井先生、お疲れさまでした。

矢田康子記