令和3年4月4日、技能講習「大学生支援・ネットワークの活用」がオンラインで開催されました。講師は、1級キャリアコンサルタント技能士の星野講師です。>令和3年4月4日、技能講習「大学生支援・ネットワークの活用」がオンラインで開催されました。講師は、1級キャリアコンサルタント技能士の星野講師です。
まずは自己紹介からスタートです。幅広い地域の方々に参加いただきました。本日のテーマにも通じるそれぞれの地域の支援の特色にも着目しながら、和やかな雰囲気で進んでいきました。
前半は講義中心です。相談者の環境へ働きかける意義や手法を学びました。キャリアコンサルタント自らを取り巻く環境を理解し、どう活用するかを検討することから始まります。自身のネットワークを可視化するワークを通し、強みと課題を把握しました。大学生支援の現場で長く活躍されている星野講師ならでは、ネットワークの構築の仕方や環境へ働きかける事例をたくさん紹介いただき、受講者皆さんの理解も深まりました。
後半は、事例検討とロールプレイ中心です。
事例検討では、相談者が置かれた環境を見立て、支援の可能性についてグループで検討しました。星野講師からは見立てるポイントを分かりやすく説明いただき、根拠を持って見立てる実践の場となりました。
ロールプレイでは、相談者役・CC役・観察者役に分かれ、環境への働きかけとネットワークの活用を実践しました。リファーに留まらず、コラボレーションやコーディネーションの支援も展開され、講義での学びをすぐに実践されているご様子に、さすがキャリアコンサルタントの皆さまだと感服でした。
星野講師からは講義の随所で、新しいキャリア理論についても説明頂きました。キャリアコンサルタントに求められている・期待されている役割について認識を深め、学び続ける必要性を再認識する1日となりました。
星野講師、受講者の皆さま、お疲れ様でした。
筆者:宮地 多佳